税理士の年代別転職事情

一般的に転職に有利と言われる、人気の高い年代は20代後半から30代前半となります。
では、その前後の年代の人は何を基準に選考が行われ、採用に至っているのでしょうか?

ここでは年代別に求められる経験や資格について、まとめてみました。
基準としては、年齢・資格・経験のバランスとなりますが、あくまでも参考データとしてご覧になってください。

税理士が会計事務所に転職する場合

20代前半~半ば

【必要資格レベル】:1~3科目取得以上
【会計事務所での実務経験】:未経験~2年程度
【その他】:未経験の場合は法人税法等の税法取得者で科目取得が進んでいる方が優遇されます。
      人物的な要素(コミュニケーションスキルなど)で判断されることが多いようです。

20代後半

【必要資格レベル】:2科目~4科目取得以上
【会計事務所での実務経験】:1年~3年程度
【その他】:一通りの業務経験(法人を10社~20社担当レベル・申告書作成経験)を問われます。

30代前半

【必要資格レベル】:3科目~5科目取得以上
【会計事務所での実務経験】:3年~5年以上
【その他】:一通りの業務経験に加え、上場企業の担当や資産税などのスポット業務経験、
      マネジメント経験(法人担当のリーダー以上)などが問われます。

30代後半

【必要資格レベル】:税理士有資格者・登録者
【会計事務所での実務経験】:7年以上
【その他】:専門的な業務の深さ(国際税務や資産税など)や期間、マネジメントスキルなどが問われます。

40代以上

【必要資格レベル】:税理士有資格者・登録者
【会計事務所での実務経験】:10年以上
【その他】:専門的な業務経験のプロフェッショナル度合いや営業力など、
      パートナー・クラスでの採用を見越した選考が行われ、ハードルはかなり高く設定されます。
      独立開業していた方などは、保有クライアント数や売上高なども審査の対象となります。

      

税理士が一般企業に転職する場合

一般企業では、資格者よりも企業内での経理経験者を求める傾向があります。
企業内での経理と会計事務所での税務は別の業務という判断となり、
税務の経験しかない方はなかなか採用に至らないケースが多くみられます。
採用に至った場合でも業務未経験としての給与提示となるようです。

逆に企業での経理経験がある方については、資格を持っていることがプラスで評価され、
中には資格手当が別途支払われることもあります。

資格保有者が一般企業の経理職に転職する場合の必要なスキルなどを年代別にまとめてみました。
詳しくはこちらをご覧ください⇒経理職 年代別転職事情

どんな環境でどんな業務を担当するのか?ということはキャリア形成に直接大きな影響を与えます。

ご自身ではキャリアアップのつもりでも採用側からみると、業界が変わるというのは
キャリアチェンジと評価されてしまい、前職の経験が評価の対象にならないために年収大幅ダウンというケースもあります。
就業希望先でご自身がどういう評価を受け、もし年収大幅ダウンとなってしまう可能性があっても
「それでも転職したい」という決意ができるかどうか?なども含めて、キャリアビジョンを立てて頂ければと存じます。

会計人材バンクでは、こういったキャリア形成についても、丁寧なアドバイスを行っております。
是非、ご相談ください。

 

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