面接の準備と心構え

【面接前の準備】

応募先企業の研究・下調べ、志望動機の説明

応募先企業がどんな会社なのかをあらかじめ調べ、きちんと把握してこそ応募理由(志望動機)を
しっかりと言えるのです。

企業のホームページだけでなく、インターネットや新聞・雑誌などに目を通して、
業界全体の知識や同業他社などの ライバル会社の知識なども把握しておきましょう。
求人票やホームページなどから企業が求めている人物像やスキルを的確に捉えるように心がけ、
その上で、応募先企業のどこに魅力を感じているのか、
その企業で何が出来るのか、何をやりたいのか、 整理をしておきます。

数ある企業の中からその企業を選んだ理由を、意欲や熱意を持って答えることが出来るように準備をしましょう。

職務経験の説明

前職(現職)についての質問や自己紹介の時、志望動機の説明の時など、
これまでの経験をお話する機会は 多いものです。
これまでの経験やスキルなどのポイントをどのような形でもしっかりと説明ができるように
整理をしておきましょう。

アピールのポイントとしても職務経験は一番重要な部分となりますので、色々な質問のケースを想定して、
いつでも臨機応変に答えられるように準備が必要です。
この場合、文章にして丸暗記をしてしまうと、臨機応変な対応が出来ずに慌ててしまうこともあるので
注意しましょう。

企業側は、あなたの経験やスキルを、職務経歴書などを通じて既にある程度は把握しています。
面接の上手な人は、自分の世界に浸りながら主張するのではなく、企業側の立場で面接官の
望んでいる答えを考えながら、面接官との対話を通じて自己PRが出来るのです。

「私は御社にこんな貢献ができます」「この仕事がしたいです。是非、やらせて下さい」
自らを提案できる人を 企業側は探しているのです。

まず、その企業がどんな人を雇いたいと思っているのかを考え、
企業側に求められている職務や役割と、 自分のスキルを比較してみましょう。

  • 企業側に求められている職務や役割と自分のスキルがマッチしている部分
     ⇒その企業に入社して「何が出来るのか・何がしたいのか」を整理します。
  • 企業側に求められている職務や役割に対して自分のスキルが足りない部分
     ⇒足りない部分を「どのようにカバーするのか・カバーするにはどれ位の時間を要するのか」をイメージします。
  • 入社後の自分を思い描く
     ⇒5年後・10年後に「どのようになっているか・どなっているべきか」をイメージします。

また、面接当日に持ち物の指定がなくても、筆記用具と履歴書と職務経歴書を持って行くことをお勧めします。
当日突然提出を求められることもまれにありますし、書類を見ながら職務経験のお話をすると
伝え漏れなども防げるため安心です。

質問事項の確認

応募先企業の研究や下調べを行うと、面接時に確認を行うべきポイントが見えてくることがあります。
実際の面接では「何か質問はありますか?」と聞かれることが多くありますので、
何をどのように質問をするのか、 まとめておきましょう。

ただし、給与などのお金にまつわる質問や残業時間に関することばかりを質問してしまうのも、
「意欲が低い」という印象につながってしまうケースもあるため、注意が必要です。

【質問例】

  • 御社では、今後どのような分野に力を入れていきたいとお考えでしょうか?
  • 中途採用でご入社された方は全体の何割程度いらっしゃいますか?
  • 繁忙期などは、みなさん何時頃まで頑張っていらっしゃるのですか?

転職理由の説明

面接時には必ず現職や前職の転職(退職)理由を聞かれます。
理由によっては「当社に入社しても同じ理由ですぐに辞めてしまうのではないか?」という
懸念材料に つながってしまう可能性もあります。

現職や前職での不満材料は、ネガティブ・イメージにつながりやすいですが、
「実現したいこと」や「将来の目標」に 変換すると、現実逃避ではなく
転職によって実現できるチャンスであることをアピールできるはずです。
特に転職回数の多い方は、それぞれ面接官を納得させられるだけの回答が必要となります。

テストの準備

応募先企業によっては、適性検査などのSPIテストを行うことが多く見受けられます。
事前にSPI試験用の対策本を1冊購入するなど目を通しておくことをお勧めします。

試験の内容としては言語能力問題(国語)、非言語能力問題(算数)の二部構成のものと
性格検査を足した3部構成のもの、性格検査のみといったテストもあります。

 

【質問例】

自己紹介をしてください

だいたい2~3分程度を目安に、これまで経験した仕事の内容やそこで身に付けたスキルなどをポイントとして、
大学卒業後から順に履歴書や職務経歴書に沿って簡潔にお話しましょう。

現職(前職)ではどのようなお仕事を担当していましたか?

具体的な業務の内容、担当した仕事の規模、自分の立場(権限)、自分の役割、
残した実績(成果)などの ポイントをまとめてお話します。
具体的な数字を織り交ぜてお話すると良いでしょう。

ただし、取引先などの名称を話してしまうと機密情報に触れてしまうので気をつけましょう。

転職を決意した理由は何ですか?

志望動機につながるような理由をしっかりと伝えましょう。
自分のやりたいことや目標を達成するには、 転職しかないということを理由とすることが基本です。
現職(前職)への不満や批判、人間関係を理由とすることは好ましくありません。

仕事上の失敗談をお聞かせください

どんな失敗やミスだったのかは重要ではありません。
失敗やミスが発覚したときに「どのような対処をしたか」、
その後に「次に同じミスを起こさない様にどのように改善したのか」、
「何を学び、どう成長したか」を話しましょう。

当社に応募した理由は何ですか?

応募先企業の強みや独自性など、どこに魅力を感じているかを交えながら、
自分の目標が実現できる フィールドであることをお伝えしましょう。

当社に対してどんな印象をお待ちですか?

企業研究や下調べを行っていた時に感じたことや、実際に面接に伺った時の印象などを
素直にお伝えしても良いでしょう。

当社へ入社したらどんな仕事をしたいですか?

即戦力として活躍ができる部分と、将来的にやりたいことの2点をお話ししましょう。

将来の夢や目標を教えてください

プライベートな夢や目標でも構いませんが、できれば仕事の5年後・10年後のキャリアビジョンなどを
お話すると良いでしょう。

ただし、「独立」という夢を前面に出してしまうと「独立の準備ができ次第、辞めてしまうのではないか?」と
懸念材料になってしまう可能性もありますので、気をつけましょう。

この業界は今後どうなっていくと思われますか?

企業研究や下調べを行っていた時に感じたことや、これまでの経験をもとに、
率直に感じたことを お伝えして良いでしょう。
あまりマイナス面ばかりを多く述べ過ぎない様に注意しましょう。

給与はどれくらいが希望ですか?

現職(前職)の給与を前提にして、希望も金額を伝えましょう。
ある程度以上のアップを望む場合は、その根拠などもお話ができると良いでしょう。

いつ頃入社できますか?

現職中の場合、退職までにどれくらいの引継ぎ期間が必要かを踏まえた上で、
きちんと退職日の目処をお伝えします。

残業や休日出勤はできますか?

もし残業や休日出勤が出来ない事情があれば、きちんと説明をしましょう。
その場合、現在は難しくても将来(いつ頃)環境が整えば可能である、
前もってわかっていれば大丈夫である、なども 含めてお話が出来れば良いでしょう。
残業や休日出勤が可能な場合でも、回答時の表情などを見られていることを意識しておきましょう。

当社以外に他社を受けていますか?

他社に応募をしている場合、正直にお答えしても問題ありません。
社名を言う必要はありませんが、どんな所に応募をしているかを伝えましょう。
志望理由との整合性を見られていることも意識することが大切です。

離職期間は何をしていたのですか?

離職期間中に行っていたことを説明しますが、その期間に学んだことを具体的にお話しましょう。
単に「資格の勉強をしていた」「留学をしていた」などの答えだけではなく、
その経験によって何を得たのかを伝えましょう。

ご自分の長所と短所を教えてください

抽象的な答えではなく、具体的な体験をもとにお話しましょう。
長所は仕事面での成功体験、短所は改善の方法も交えてお話しするとよいでしょう。

関心のある最近のニュースはありますか?

日頃からしっかりとニュースや新聞をチェックしておくことが必要です。

 

【心構え・当日の注意点・マナー】

忘れものに注意!

履歴書、職務経歴書、筆記用具などは応募先企業や担当エージェントからの指示がなくても、
お持ち頂いた方が良いでしょう。
特にその他に指定の持ち物がある場合、出かける前にもう一度しっかりと忘れ物がないか、チェックしましょう。

面接会場に向かうまで

万が一、電車の遅れなどのアクシデントで遅刻しそうな場合には、必ず連絡をします。
たとえ数分であっても遅刻は厳禁です。余裕を持って向いましょう。

面接開始時間ギリギリに到着するのではなく、前もって入口の確認などが出来るように
早目に最寄り駅に到着しておきます。
あらかじめ、携帯電話の電源を切り、コートを脱いで、面接開始時間の5分ほど前に受付に到着するようにします。

あまり早く到着をしてしまうことは先方の迷惑になりますので避けましょう。

面接会場に到着したら

受付に到着した時から面接は始まっていることを意識して、廊下などで人とすれ違う際には会釈をします。

面接官を待つ間に、履歴書・職務経歴書・筆記用具などを机上に出しておきましょう。
面接官が入ってきたら、まずは面接の機会を設けて頂いたお礼と自己紹介をしましょう。

先方に椅子を勧められたら「失礼します」などと一言添えて着席します。

第一印象

第一印象は15秒程度で決まると言われており、一目見て受ける印象はとても大切なものです。
面接はたいてい1時間程度で終わってしまいますが、その限られた時間の中で合否の判断を左右するのは、
第一印象だと言っても過言ではありません。

どんなに仕事が有能でも、髪がボサボサだったり、スーツがヨレヨレだったり、シャツが汚れていたりすると、
それだけで良い印象は与えられません。
また、挨拶も「元気で明るく、気持ちの良い挨拶」をするだけで、 印象はずっと良くなります。

 

【身だしなみのポイント】

    • シミやシワのないスーツを着用しましょう。
    • 靴は黒や濃い茶色など、落ち着いた色やデザインのものを選びましょう。
      磨いておくことも忘れずに!女性はサンダルやミュール、ブーツはNGです。
    • 女性は化粧を控え目にし、マニキュアをする場合は透明なものや自然な色のものにしましょう。
    • アクセサリーは控え目にしましょう。
    • 髪型は寝ぐせに注意し、手入れの行き届いた清潔感のある髪型にしましょう。
      また、派手な茶髪などは避けましょう。
    • 爪の手入れや、男性は髭剃りも忘れずにしましょう。

面接中の注意事項

面接官から名刺を渡された場合、席を立って自分から面接官に近寄り「頂戴します」と一言添えて両手で受取ます。
この時、ご自身の名刺を渡す必要はありません。頂いた名刺は机上に並べて置きます。

お茶を出された場合、勧められたら「頂きます」と一言添えて飲んで構いません。
面接終了時には、立ちあがって「ありがとうございました」とお礼を述べて退席します。
ドアの前やエレベータ前など、面接官とわかれる際には「失礼します」と一言添えて一礼します。

受付の前を通る際にも「ありがとうございました」と会釈をしましょう。

話し方

面接はプレゼンテーションと同じです。

饒舌である必要はなく、元気な明るい声で、簡潔でわかりやすく 誠実に話をすることが、
面接官の心を引き付けるポイントになります。
面接官にもハッキリと伝わる大きな声で、 相手の顔を見ながらゆっくりと話します。

貧乏ゆすりをしたり、姿勢が悪かったり、ペンをいじったりということに気をつけましょう。

 

【一般的な面接の流れ】

一般的な面接の流れ

※注意 必ず上記の流れで面接が行われるとは限りませんので、ご了承ください。

 

【最後に】

経験やスキルも大切なポイントであることは間違いありませんが、
経験やスキルとは関係のない人物像や人間性の部分が、面接の合否判断の大きな割合を占めていることを忘れず、
誠実で丁寧な対応をするように心がけてください。

会計人材バンクでは、専門のコンサルタントがこういったご相談にも丁寧にお答えしております。
下記までお気軽にご相談ください。

 

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